新型コロナ・パンデミックにみる、人間の品性と高潔さというもの

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 子供の頃、こっそり悪戯をしようとすると親から、「誰も見ていないと思っても、お天道(おてんと)様は必ず見ている」と言われたものです。この場合の「お天道様」とは、太陽とか太陽神だけでなく、日本の神道に基づく、自然界の摂理も含まれていて、今日、私たちが人が表裏なく精進する姿勢を品性とか高潔と感じることに通じています。そしてこの「高潔」の対義語は「卑劣」と言います。

大阪府知事吉村洋文氏が引き出した、大阪府民の品性と気骨

ここに来て大変評価が高まっているのが、大阪府知事の吉村洋文(ひろふみ)氏です。連日、メディアで府民に対して真摯な姿勢で対応を説明する姿に、日頃自分勝手であまり物事を深く考える習慣のない大阪府民(失礼)が、ツイッター上で「吉村寝ろー」というハッシュタグを貼って応援しているという報道がありました。これに対して吉村知事は「しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう」と返していて、お互いの品性や高潔さを高めるようなやり取りだと感じます。

しかし、お決まりのようにその逆もあって「吉村などはなにもしていない」とか「大阪を悪くしたのは新型コロナではなく、松井、橋下、吉村だ」などと、もはや論拠のない、反維新のイデオロギーだけのハッシュタグを貼っている人たちもいます。大阪では公務員、教職員や医師会をはじめとして、維新のようにまっとうな政治をされると都合の悪い勢力が瀰漫していますが、品性や高潔さとは正反対の人。対義語的には「卑劣」な人と言えるのだと思います。

正反対と言えば、昨今のメディアや一部の政治家、政党に至っては、とにかく安倍内閣の評判を貶められればよいと考えているのでしょうか、意図的なネガティブ報道、最近では言いがかり報道(ほとんど歪曲レベルのもので、無茶でも批判記事を上げっぱなしにして評判を落とす報道)を相も変わらず繰り返しています。平穏時であれば分からなくもありません。しかし、国民がパンデミックで大変な思いをしていて、その鬱積を誰かに向けたいと考える人がいる状態は絶好だと考えるのでしょうか、出処の怪しいような噂話レベルを連日報道する。それも正論では太刀打ちできないのが分かっているのか、典型的な印象操作に終始しているので、これは明らかに「卑劣」に属するのでしょう。

例えば日本の要請は強制力がない弱いものだと報道するのであれば、日本では他の先進国にはどこでも持っている、憲法上の規定がないのでできないという“常識”を、少なくとも前提として述べたうえで出さないのは論外です。彼らには当然のことながら品性も高潔さも無縁な存在なのでしょう。

多くの日本人は「日本のメディアは所詮マスゴミだから」と諦めていますが、「嘘も続ければ疑惑になる」とはうまく言ったもので、それを看過していては彼らの主張を認めたことにもなることを、もっと強く認識しなければならないでしょう。

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高潔とは無縁? いつまで続く“WHO発テドロス・パンデミック”

中国の代理人と揶揄されていて、このブログでも批判の対象となっている世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に至っては、卑劣を通り越して下劣と言えるような言動にでました。今回のパンデミックの際に優れた対応をとって世界的に台湾の評価が高まってきたなか、わざわざ聞かれもしないのに、会見の中で、「自分は気にはしないが、台湾から人種差別的ネット攻撃を受けた」と発言しました。誰がこのようなコメントを信用するでしょうか。それでも中国に尻尾を振って職権乱用するような輩は下劣に属します。

それを受けた台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統はコメントを発表し、冷静に且つ毅然として「我々は長年、国際組織から締め出されており、誰よりも差別や孤立の意味合いを知っている。台湾は常に差別のあらゆる形態に強く反対してきました。WHOは是非とも台湾にお越しください」と主張しました。こうした姿勢を高潔、品性が高いと言うのでしょう。

もっともこの話には、この人種差別の攻撃の書き込みをしたのは、中国の多数のネットユーザーであって、これは台湾の国際的な評判をおとしめる意図的行為だったことが判明するという何ともお粗末なオチまでつきました。

日本の良いものが、少しずつ世界に澎湃しています。「お天道様が見ている」というような人が見ていなくても正しいことをしなさいという教えは、多くの宗教でありますが、それが自然界との調和の下に成り立っているという発想は少ないように思います。これなども、新しいmade in Japanと位置付けてもよいのだと思います。

台湾、警告無視のWHOに苦言=早期に「人・人感染」通報—新型コロナ

4月11日(土)18時3分 時事通信
 【台北時事】台湾政府で新型コロナウイルス対策本部のトップを務める陳時中・衛生福利部長(日本の厚生労働相に相当)は11日の記者会見で、新型コロナの世界的感染拡大で国際社会から批判されている世界保健機関(WHO)に対し、「これ以上、過ちを犯さないでほしい」と苦言を呈した。
 陳氏によると、台湾は昨年12月31日、中国湖北省武漢で原因不明の肺炎にかかった人がいることについて、現地の報道に基づいてWHO側に電子メールで通報。「複数の患者が隔離治療されている」として、人から人への感染の可能性を示唆し、警告したものの、無視されたという。
 WHOはこのメールについて「人から人感染の可能性には触れられていない」との立場を示している。陳氏は「専門家が素人を装っている。隔離治療が警報でなければ、どんな状況が警報なのか」とWHOを批判した。台湾は「一つの中国」原則を主張する中国の圧力で、WHOから排除されている。

新型コロナウィルスだけじゃない。中国(CCP)マネーにパンデミック(感染)される世界。

COVID-19(武漢ウィルス)の現実 2019年12月、中国武漢周辺で新型コロナウィルスが発生しました。ウィルスは一気に中国全土に広がり、いくつもの都市が封鎖され、多くの人命が失われました。その時点 …

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