トランプ大統領へ浴びせられる罵詈雑言。その真実は?
トランプ大統領が就任して2年を越えましたが、まあよくもこれだけの“疑惑”や“暴言”“醜聞”が続いていると変に関心します。しかもそれらメディアのネガティブ報道は、少なくとも2年を越えて何一つ立証されておらず、最近のウクライナ疑惑に関しては、これは民主党の罠ではないか。変に突いても党の支持は高まらないとすら言われていて、まさに木乃伊取りが木乃伊に”なってしまったのかも知れません。一般的に私たちがメディアから受けるトランプ大統領のイメージとは、およそ次の3点に集約されるのだと思います。
➀政治的能力がないのに、思い通りにならないことはパワハラでゴリ押しする野蛮な無能者
➁グローバル経済下に保護主義経済で、世界協調を乱している身勝手な性格
③民族差別、男女差別など、酷い差別主義者であり、身内へのパワハラも厭わない
私はこのブログで就任時から、トランプ大統領の見識や政策指導力を高く評価していました。その為、友人や、またブログの読者からも“トランプを高く評価するなんで、ちょっと変じゃないか”というような反応が、ほとんどでした。
https://twitter.com/i/status/1178055467987275776
しかし、その後も私はトランプ大統領の政策を見るにつけ、これは単に政治能力が高いだけでなく、卓越したものがあると確信しました。そして今はネガティブキャンペーンにさらされてはいますが、5年後には、その功績が結果として表れてきて、高く評価される大統領になるのだと考えるようになりました。それには様々な理由がありますが、その中で、特にそう考える3つの根拠をあげたいと思います。
すべては自由主義諸国の存続のための戦い
「40年間、間違ってきた米国の対中宥和政策を転換し、中国の硝煙のない戦争と戦う決意をした」
そう書くと、いつの時代の誰のことかと思われるでしょうが、実は今世界で起きていることは、世界規模の情報戦争です。アメリカにとっての敵陣営は情報で現在の自由主義諸国陣営を脅かそうと考えている中国とそれに与する旧西側国に他なりません。過去40年間、アメリカの国策は台湾から中華人民共和国にパートナーを選び代えて、極端な宥和政策をとってきました。しかしこの間に力をつけた中国は共産党政権下の策略で、アメリカの懐深く入り込んで、民主主義の根幹を揺るがすほどの破壊工作を実行してきました。その範囲は財界からメディア、政治家まで幅広く浸食してゆきましたが、巧妙に国際世論を操作してきたこともあり、歴代の大統領の誰一人として、これに正面から立ち向かうことをしてこなかったのです。歴史が証明していますが、大統領と言っても共産主義の恩恵を受けていないとは限りません。しかしトランプ大統領は、この派遣戦争に、正面から立ち向かうことを決め、日本などの“自由と安定”を信望する諸国と立ち向かっているのが現実です。そこで少し難しくなるかも知れませんが、人類にとって極めて重要な事実として、この米国Vs中国の情報戦争について説明しようと思います。