“あなたはすでに存在がお荷物”くらいの考えが相当
「病気をしない」のは当然、仕事に差支えがないようにと言う配慮です。60歳を過ぎれば、やれ眼科だの歯科だの内科だのと病院通いは増えてきます。その都度、会社を抜けて診察に行くのは、微妙な立場にいるあなたには大きなマイナスとなります。そんなことは止むを得ないではないかというのが、すでに自己を正当化しています。自分の存在は、現場ではお荷物であると考えるくらいの低姿勢でことにあたるのが丁度の温度なのです。
これ以外にも、7つほどの“してはいけない項目”があります。それを全て理解しなければ、現場との良い環境は築けませんし、結果良い仕事はできません。会社からの評価も得られないのに、給与だけは高ければ周りの視線が厳しくなるのも仕方のないことです。これらは再就職した会社の責任ではありません。現実に対応できないあなたの責任なのです。
社会環境の変化は、人の価値をも浮かび上がらせてしまう
定年退職者が増えて、社会も繋ぎとして関連企業や役所からの再就職者を好待遇で受け入れる形はすでに過去のものとなろうとしています。それは、所詮日本の企業の限界を見誤ってきたことの裏返しの現象かも知れません。しかしそれが本来の姿ですから、今後はそれに順応して行かなければなりません。
これまでの世代の仕事の形は、政府が“働き方改革”を声高に叫ぶにつれて、“普通の姿”に戻って行くことになります。そして、日本のサラリーマンが、それに気づくまでは、まだ少し時間がかかるように思えます。
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