陽は昇る 私的日録
日々の移ろい・感受した
ことを書き連ねました
「耳障り」
あまりテレビを観る機会が多くない筆者ですが、それでも耳障りだと思うことがあります。例えばこんなフレーズ。
「離婚騒動で渦中にある、“平成の大横綱”貴乃花親方は…」(誰が決めた? 実績なら白鵬だろう)
「東京都目黒区にある、“中国料理店”○○では…」(中華料理店でいいのでは)
「今回のイベントには“巨人軍終身名誉会長 長嶋茂雄氏”が…」(押し付け感が多すぎないか)
「この店のご主人は毎日4時に起きて、準備を始めるのだ“そう”」(“そうです”と言え!)
「目障り」
大人の目障りも目立つように思えます。例えばこんなシーン。
「全国ゆるキャラコンクール」…子供が自由にゆるキャラを書いてであれば、ほのぼのするのですが、全国の役所の職員が、貴重な市民の税金と時間を使って“おらが街の街興し”とゆるキャラ大会に奔走するすがた。いい大人がなにをしているのか。ましてや公金で雇われている公務員が、決してレベルの高いとは言えない2流ゆるキャラコンテストで予算が取れたからと言って、はしゃいでいる姿。もういい加減にしてほしく感じます。
「国会中継」…
野党議員「総理、○○○の基本理念は何ですか?」
総理 「何度も言いますが、そんなクイズみたいな質問を、この予算委員会の重要な場でして何になるんですか。もっと建 設的なご質問をしてくださいよ」
野党議員「首相は基本理念すら答えられないのですね。それでは○○○5大要因の中で、最も重要だと言われているものは、ど れでしょう?」
総理 「だから何度も言いますが、そんなことと、今審議している内容とどのような関係があるんですか。」
野党議員「一国の総理が、それすら知らないのは情けない限りです」…
情けないのは、聞いている国民です。こんな議員が議員報酬を受け取り、国費を浪費しているのだから。本当に野党議員って気楽なものです。
「気障り」
最近、やたら“おもてなし”とか“顧客第一”などと聞きますが、そんなところに限って電話を
すると自動音声が流れます。挙句に続くのは次の文言…
「“このまましばらくお待ちください”。で、待っていると“確認できませんでした。もう一度おかけ直しください”で、一方的に電話が切れる」
「“ただいま込み合っています。しばらく経ってからおかけ直し下さい”と言って、一方的に電話が切れる」
「“長い説明が延々と続いた挙句、結局は繋がらない”」などなど。
もちろん、人を介していないので、文句があっても言ってゆくところがない。畢竟は…繋がらない。
これで、おもてなしもあったものじゃない。でも、顧客第一と声高に言う所ほど、この対応をしている。これって逆判断基準になるのかも知れません。
閑話休題。現代の笑い話…。