「環境破壊問題」から「人命にかかわる災害化」する太陽光発電の乱開発

陽は昇る 私的日録
日々の移ろい・感受した
ことを書き連ねました

偶然ですが、このブログでは先日、太陽光発電の無秩序開発の危険性についてご紹介したばかりですが、西日本豪雨の影響で案の定、各地で太陽光パネル開発が原因の崩壊事故が相次いでいます。どの事案をみても、今回は運よく人命にかかわる事態には至らずにすんだケースであって、あのような杜撰な建築物が無届け、無許可で作られ続けば、いつか必ず大きな人命事故に繋がることなど、誰でも分かる事です。

それでも、”そんなの関係ねえー”とばかり、あちこちでパネル設置が進むのは、まさに北摂で露呈した、カスカスブロック塀の瀰漫と同じ構図です。あれほど規制が好きな官僚も、なぜか何の手も打たず、野放図にしているだけでなく、あきらかに”逃げ道”までしっかり用意しているのは、いつものことながら、あきらかに何らかの利害関係に関わっているとしか考えようがありません。

日頃、中央官庁のお伺いばかり気にしていて住民には背を向けていると評判の悪い役所も、こんな時にこそ条例などを制定する事で、名誉挽回する絶好のチャンスです。その程度のことで、市民から心底、感謝されるのですから、さっさと動いていただければと強く感じます。

しかし最終的には住民の意識改革なのでしょう。自分が被害を被らないと、知らん顔を決め込んでいては畢竟誰も動こうとしてくれないのは自明の理と言う事なのかも知れません。

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