レライアンスのもうひとつの仕事

レライアンスにはコンサルティングスキル事業の他に柱となる事業があります。「事業プロジェクト・企画立案支援」や「企画・OEM・課題対策支援」などの業務です。前者がスキルをテーマだとしたら、後者は知恵や経験、発想がテーマとなります。ですからその扱い業種の中には“次世代農業”や“外食ビジネス”、“イベント企画・運営”から“地方創生”まで幅広く設定しています。私達の業務がこれほど広くジャンルをカバーしているのには、今後の市場特性に関して明確な考え方があります。ちょっと長く、複雑そうに見えるご説明となりますが、少し我慢して読んでいただくと、腑に落ちてはたと膝を打って頂ける内容ですので、少しのご辛抱をお願いします。

私達は、これからの市場の特性は、性質の異なる様々な知識(業態・業種・労働環境・国籍・経験・スキルなど)が存在する多様化状態(diversity)化が進むと考えています。そうなると、そこから派生する、その時代の製品(サービス)は様々な知識が集約されたものとなり、その場合、製品(サービス)の提供者が危惧すべきは、そこから知識が欠如すると、その製品(サービス)自体の存在意義が損なわれることになります。

そうした事態を避けるためにも、それらに含まれる知識を充分に確保、維持する必要が出てくるのですが、それには個々の能力だけでは限界が生じてきます。そこで、多くの知識を繋いで強固な体制を作ることが必要となりますが、そうなると、単一領域の知識だけでは不充分となり、その前後や隣接領域を繋ぐ知識も必要となってきます。

つまり、これからの市場では各ジャンルがそれぞれ周辺領域を繋ぐ知識が出てくるので、これらの業務を紡ぐことは、まさにその強固な製品(サービス)の構築・維持の為の適切な御支援をすることになるのですが、重要な点は、戦後これまでは、仕事と言うのは“会社”が行うと思われていたのが、これからは明らかに“すべての意味でのみんな”が行う社会に変わっているということです。レライアンスが利用者をセグメントせず、廉価に地域の関係なしに、そのサービスを御提供するというのは、そうした環境変化に対するご提案と言えます。

今後益々、来るべき社会変化を予測して行きます。そして、それぞれの人々が幸せを追求できる環境への社会変革の一助を担うことができれば、そう考えて行動しています。今日。このブログをお読みいただいたのも、何かの御縁。今後とも宜しくお願い致します。

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