害鳥駆除  ほとんどが一時的な効果で終わっている実態

この数年、害鳥駆除の対処方法に、それまでの薬品や器具利用から、放鷹術を使ったものが加わったことで新しい解決策が提示されたようなムーブメントが起こり、一気に拡大しました。それにつれて様々な業者が登場しましたが、いずれも古風な放鷹術や鷹匠をイメージしたような打ち出し方で、メディアにも登場してご覧になられた方も少なくないと思います。

それから数年を経て、最近では、その効果が実証され始めていますが、いずれも評判の良いものではないようです。個々に調べてみると、評判の悪いものはいずれも経験の浅いものであったり、そもそも放鷹術などを持ったものではない業者が締めているようです。そもそも放鷹術自体、6か月~1年近くかかるもので即効性はありません。ですので、その効果の証明自体時間がかかりますが、中には効果に自信がなく、薬品などを利用して少しずつ効果を上げているような演出をしている業者もあると聞きます。

放鷹術の多くで効果が疑問視されている実態

そのような業者をひとくちに悪徳業者と言いきるわけにはいきません。やはり自然相手でもありますし、カラスのように賢い動物が相手ですから、それを操ろうとするには非常に高いハードルがあるものです。ですから業者側にも実績を正しく情報開示して、長所も短所も最初に明確にしておく義務があります。放鷹術を活用する場合ですから、それだけに高い費用負担も受け入れられますので、尚更その点を怠ることはできません。しかし現実には、ちょっとかじったような業者がイメージだけで台頭することはあり、利用者にはその実力を見極めるだけの眼力が必要となりますが、実際には不可能と言うものです。

実際に調べてみると放鷹術で約1年間かけて“効果が見られた”と判断した契約者のほぼ80%が、“3~6か月でカラスが戻ってきている”という現実があります。このままでは放鷹術自体の信用がなくなってしまいます。ある業者は女子高生鷹匠で売り出し、テレビなどで盛んに取り上げられ、第二、第三の女性鷹匠ブームの先駆けとなりましたが、実際には年長者のサポートがなければ鷹を自由に扱えないことが後々知られてしまったり、その女性の報道を見て依頼しても、現場には全く別の人達がやって来るなどの例は後を絶たないようで、女性は契約を取る為の看板だと言われても仕方ないかも知れません。

これから害鳥駆除を考えている方には、まず第一の常識として、日本国内で害鳥駆除できるレベルの放鷹術はそれほどないと言う事です。それはあたかも日本国内に我々が考えている木造建築を扱える大工がほとんどいないのと同様、或いはそれ以下の確立だと考えると分かり易いかも知れません。

しかし、害鳥ではなく、こうした力の伴わない業者が駆逐されるようになって、害鳥駆除は、次のステージになってきたと言えるでしょう。高い技術を兼ね備えた仕事がどれ程、効果があるかを最初に証明して行くことが必要となったというわけです。事前に具体的なスケジュールを明記して、状況に応じてそれを改定し、効果を図りながら進めて行くという点では、病院で専門医について治療することに似ているかも知れません。

害鳥駆除の現場というのは、実に地味なものです。鷹を持ったスタッフが静かに現場に望む雰囲気は、まるで武道のそれに似ているかも知れません。さらに効果を出して信用を得る為には1年近い対処と、さらに数年の確認期間が必要となります。その重圧に実力を持って答えをだせる仕事ができる業者。これが可能である業者だけが、この技術を利用することができると言えます。そして、これからはそれが望まれてきます。

当社で扱っているのは、「この技術を利用することのできる業者」でも最高レベルの技術を持っています。ですので、最近では難しい映画やドラマなどで鷹を自由に扱う仕事なども請け負っており、需要は広がっています。本物の実力を兼ね備えておりますので、ご遠慮なくご相談ください。

※また、以前の記事もリンクしております。下記を参照ください

 

 

なお、レライアンスでは、ネズミ駆除の専門業務も行っております。こちらもご遠慮なくお問い合わせください。

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