日本女子体操のパワハラ問題。今度はボクシング協会のようにはいかないと考える3つの理由

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陽は昇る 私的日録
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最初、この問題が持ち上がってから、その情報の99%はテレビメディアからのものです。これはあのボクシング協会の問題とは根本的に違う動きです。ネットでも同様で、検索をかけるとほとんどが「塚原夫妻=悪」的なものがアップしますが、まとめるとほとんどが1本に繋がります。これは仕手株などの時に使われる方法で、SEO会社などが暗躍しているように思えます。

このほど、塚原夫妻は、全面的な反省文を寄せました。これは見事な対応で、なかなかできるものではありません。最初から結果を押し付けてくるようなテレビメディアは何とかいちゃもんをつけようと躍起になっていますが、このような対応をされれば、思い通りには行かないでしょう。

こう書くと、筆者は塚原派だと思われるかも知れませんが、私はご夫妻のことはまったく知りませんし、もし本当に悪質なパワハラをしていたというのであれば、当然責任をとらねばならないでしょう。いま世間は塚原攻撃一色で、反論を述べることすらできない”雰囲気”が出来上がっています。そんな時ですから、少し反証をしてみようと思います。

つまりは、さすがに今回は、あのボクシング協会の時のようには進まないと思います。何故か。3つほど理由をあげましょう。

①ほんとうに“18歳の選手が、競技人生をかけて告発したのか”
そもそも普通の女の子ではありません。世界を転戦して野獣のような猛者と渡り合っているのですから。そんな彼女が弁護士を従えて自信満々に告発文書を読み上げるその姿には“勝利の確信”に溢れているように見えました。それを弱者が強者に挑むような縮図に収めようとするのには違和感が伴います。

②告発側が、あまりにしょぼい
選手と弁護士、それ以外には一部の関係者と池谷元選手くらいです。当然、朝日生命クラブの選手や関係者には全くと言っていいほど、話を聞いていません。何かトラブルがあって、両者の言い分が食い違っていれば、公正に両者から事情聴取して、同じ距離で、同じ扱いで比較すべきでしょう。ところが塚原副理事長には悪意を持った取材を行い、その言質をとったことを100%で報道するのであれば、そもそもそんなものは“報道”とは言いません。そうなるとこれは単なる上の方の人達の権力闘争に過ぎないのかとも考えられます。

③塚原氏側の対応の完璧さ
そのような状況の中で、全テレビマスコミが手ぐすねを引いて、さてこれからというときに、塚原夫妻側から全面的に非を認めるプレスリリースがだされたことです。危機管理の発想からすると100%完璧な方法ですが、これも心で思っていなければできないことです。選手側の弁護士は“真意を測りかねている”とコメントしましたが、副理事が100%謝ると言っているのに、このような対応をしていては“そこに何か別の意図がある”と類推されるでしょうし、またそうなのでしょう。

逆差別という言葉があります。かつて通勤電車内での痴漢行為が問題になった時に、男友達と組んで詐欺を働いたのは“幼気な女子高校生”でした。差別が問題になれば、必ずと言ってよいほど、それを悪用する人が現れます。今回の選手がそうだと判断する根拠も理由もありません。しかし、彼女の眼差しからは、被害者の不安感や苦しみが感じられないのも事実です。少なくとも、このような報道ゲームが続いている限り、塚原夫妻の対応をされれば、あとは選手側が証拠を出さなければ、逆差別だと感じる人が増えてくることになる。つまりこの手の唯一の味方である“一般テレビ視聴者”の支持が薄らぐことになってゆくのでしょう。

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