トランプ大統領の評価の高止まりとアメリカメディアの信頼の失墜

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トランプ大統領の支持率が高止まりしているのだそうです。このブログではその就任からトランプ大統領の政策や行動力を高く評価し、「けだし米国史上を代表する大統領になる可能性」にまで言及しました。それ
だけに周辺からは“トランプ大統領を高く評価する変わった意見を持った人”と捉えられたものです。その後、現在に至るまで、トランプ大統領は徹底的にフェイク報道に責め立てられています。おそらく歴史上、これほどの報道攻撃にさらされた大統領はいないでしょう。

オバマ8位にクリントン13位。贔屓の引き倒しにもほどがある「市場素晴らしい大統領ランキング」。

先ごろアメリカ政治学会とやらが発表した「政治学者が評価! ランキングで見る、史上最も素晴らしいアメリカ大統領」なるもの。これには爆笑せざるを得ません(もしかしたらこれってジョーク?)。200人の政治学者で民主党支持者57%、共和党支持者13%…の投票だから仕方がないかも知れませんが、1位がエイブラハム・リンカーン、以下、ジョージ・ワシントン、フランクリン・ルーズベルトと続きます。そしてなんと、あのバラク・オバマが8位、ビル・クリントンが13位となっては、悪ふざけ以外の何ものでもないでしょう。200人の投票という逃げ場を作っていますが、もし一人の政治学者が私の評価だと言ってこれを発表したら、その日から失業間違いありません。因みに当然のことながらトランプ大統領は最下位となっています。

 

 

メディアの偏向報道では、先輩格の日本からみても浮かんでくる疑問

しかし、この現象、実は日本人にとっては比較的理解し易いのかも知れません。それはすでにメディアの偏向報道や、捏造、虚構報道を含めてフェイク報道というのは日本の方がお家芸(?)というもので、“トランプ大統領のロシア疑惑”と聞くたびに、そういえば安倍首相の数多の○○疑惑報道を思い出しますし、反トランプ勢力にも、かつての日本のテレビ朝日の取締役であった椿貞良が「我々メディアがみんなで手に手をとって、安倍政権を潰す報道をしましょう」と呼びかけた「椿事件」と同じような構造があるのだというのが明らかとなりました。

しかし、私が疑問だったのは、日本のような島国の信頼度の高くないメディアならいざ知らず、アメリカのメディアが、そんな次元の低いことをして、国民の反感を買うのではないかと考えなかったのだろうかということです。例えばアメリカでは、ある日突然、200社ほどの新聞社が一斉にトランプ大統領を非難する記事を1面に掲載したことがあります。私は10誌ほどしか見ていませんが、その記事の内容はほとんど同じ論調で、どうみても、メディア界に影響力のある巨大勢力が号令をかけたフェイク報道ですと言っているようなものです。

ネタが切れた? アメリカメディアの信頼の失墜

その後も、偏向・捏造・虚構・フェイク、挙句にはでたらめな記事が乱舞して、アメリカは“信頼に足るメディア”という足場を自ら棄ててしまいました。その報道の背後には必ず誰か(どこかの国)の強力な意思が働き、もうメディアでは正しい情報は得ることができないことを目の当たりにしました。そして今、これまで作り上げてきた椿事件のような攻撃ネタが底をついてきたように思えます。メディアが信頼できないことは、もっと信頼できる情報を提供しようとするアクシオスの登場などの動きも今後繋がり、“新聞やテレビ報道は基本的にフェイク報道”という日本ではお馴染みの結果に帰着するのだと思います。

私の周辺のメディア関係の人にも、ようやく「トランプ大統領って意外と…」的な発言が聞かれるようになってきましたが、まだまだ民主主義の市民意識の高まりを“ポピュリズム”というレッテルを貼って、メディアの力で弾圧できると信じている輩が中心となってはいますが、団塊の世代以上が減ると、急激にその何とかの皮が剥がされてゆくのでしょう。

トランプ大統領と安倍首相の登場は、21世紀の歴史を変える大きな転機となる。100年後の歴史家はそう評価するというのが、今の私の見立てです。

 

 

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