-
3月28日追悼のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第二番」と教養の世紀への潮流
21世紀の書斎で感じた「教養」の時代 3月28日は、ラフマニノフの没日。彼は生誕が4月1日なので、毎年この日辺りに彼の曲を聞きながら時を過ごします。もちろん彼だけが特別なわけではなく、有名な歴史上の人 …
-
夏の鱧フライに想うあれこれ
私は誕生日が7月ということもあって、その頃には食卓には必ず鱧フライが並ぶ。何年もそうしてくると誕生日前日には家内が「明日はなにがいい?鱧?お肉?」とリクエストを募ってくれる。この場合の「鱧」とは鱧フラ …
-
名古屋という不思議の国のアリス
2018/5/9 名古屋
名古屋というのは不思議なところだと思う。随分以前、3年ほどの間、仕事の関係で月に2~3度は岐阜、名古屋に泊りがけで足を運んだことがある。その時はあまりこの地のことを特別なものと感じることがなかったのだ …
-
岡本太郎ミュージアムと河井寛次郎記念館。その根底にある共通の芸術表現。
2018/4/23
今日は7月くらいの暑さとかで都内でも30度を越えたようだ。朝から青山の岡本太郎ミュージアムを覗く。岡本太郎氏がどれほど特異な感覚を持っていたか。芸術家は有名になると、誰もが褒めちぎるが、その功績を正確 …
-
現代社会は私達に何を残してくれるのか
京都国立博物館で41年ぶりに「国宝」展が開催されています。連日の超満員で立錐の余地もありません。また国宝と言っても、全てが芸術的な高みを持ったものではなく、“よくぞ残ってくれていた”意味のものも多いの …
-
”文化や教養にこだわる時代”を見誤るな
かつて社会評論家の大宅壮一氏は「テレビというメディアは非常に低俗で、こんなものばかり見ていると人間の思考力や想像力を低下させてしまう」と言いました。いわゆる「一億総白痴化」です。1957年の事で、この …