最後に、ストック式ビジネスの具体的なケースをひとつご紹介します。確かにこれからは「二つ目の仕事をもつこと」が重要なのはご説明しましたが、実際問題として「では、中小企業従事者や、スキルらしいものを持っていない者は、今さらスキルを獲得するなど難しい」という課題があります。その解決策のひとつが「ストック型ビジネス」です。
ストック式ビジネスは時間の制約もなく、努力とちょっとした知恵がものを言う不労所得のようなスタイルと言えます。要は“成果を出すことで、一定の権利が発生し、継続して権利収入を確保できる”と言う事で、成果の分だけを見れば一種の不労所得のようです。
ぐっと砕けて表現すると「紹介フィー」に近いです。例えばあなたがあるスポーツジムが会員を紹介してくれたら、会員が通い続けている間、月会費の10%を支給します約束をしてくれたら、あなたは翌日から空いた時間で、いろいろな手段でジムを宣伝して、会員を集めるでしょう。しかも一回だけではなく、会員が継続している間、ギャラが蓄積されるのであれば、もし100人勧誘すれば毎月膨大な報酬が入ります。
もし、翌月なにもしなくても、それまでの実績で収入が入ります。これがストック式と言う発想です。これには“それを受けてくれる事業者”が必要となりますが、それがあれば自分にも有利ですし、事業者も1件の報酬額も人件費の事を思うと、成果だけだと考えれば安いもので、今後益々この種のビジネスは広がりをみせてゆくことは間違いないでしょう。
『akippa P&Cプレイヤーズ』というストック式ビジネスに見る第二の仕事術
akippaと言えば駐車場のシェアリングサービスのリーディングカンパニーで、日本では最大規模の企業です。ここでは企業であれ、個人であれ、登録すれば、全国で70万人がいるakippaの予約サイトなど全システムを無料で活用いただいた上で、売り上げの50%が報酬として支給されます。他の同業他社とは、稼働率が4~10倍以上違うほど、利用者支持の高いビジネスモデルを持っています。しかし、残念なのは、第二の仕事にするには、自分が土地を持っていないと、何の収益にならない点です。
『akippa P&Cプレイヤーズ』は、akippaの業務代理を行っている会社が行っているビジネススタイルで第二の仕事にしたい方は、そこに登録して活動すると、駐車場スペースの確保の仕方や業務の進め方、企業とのアプローチ方法から顧客情報などあらゆる点でサポートしてくれる上で、一定のパーセンテージがストック式に乗っ取り支給されます。常に公募はしていないようですが、興味のある方は問い合わせから話を聞いてみることをお勧めします。